2024 1月 31, 16.00
すべての個人と地域社会が、気候変動の影響を緩和しより持続可能な社会を目指すことが求められる今、デザインは、持続可能で包括的な社会を構築するための有用なツールとなりえます。
北欧には、製品、サービス、都市、インフラの開発において、市民、そして地球のニーズを考慮した人間中心のアプローチを用いてきた歴史があります。また日本にも、長持ちする品が評価されるモノづくりやデザインの伝統があります。この伝統もまた、長期的な生態系のバランスを維持するために天然資源の枯渇を避けるという点において、持続可能なおアプローチといえます。
持続可能性の定義は幅広い解決策を内包しますが、もはや持続可能性が私たちや次世代の生活様式にとって、重要な要素であることは避けられません。気候や環境への影響に国境はなく、私たちが建設し生産するものは、国の内外に影響を及ぼします。
今回のノルディック・トークスでは、建築とデザインの第一線で活躍する方々をお迎えし、環境と人々が共存する持続可能な社会のために、デザインがいかに強力なツールとなり得るかについて議論します。
持続可能性を前提とした都市環境のための重要な要素とは?美しさと持続可能性は共存できるのか?非倫理的な天然資源や素材の取締りにどう取り組むべきか?デザインはどのように循環型経済を促進し、その実現を早めることができるのか?古い建物を再生し、新たな用途を与える際の主な障壁は何か?持続可能な建築とデザインを促進するために、国家が果たすべき役割とは?
行動を起こすことは、インパクトを与え、変化を生み出すことです。ぜひ、このノルディックトークスにご参加いただき、行動を起こすきっかけにしていただければ幸いです。ディスカッションの後は、質疑応答の時間も設けております。
<開催概要>
日時
2024年1月31日水曜日 17:00-18:30
会場
UNIVERSITY of CREATIVITY(港区赤坂 5-3-1 赤坂Bizタワー23階) 及び Zoom
*UNIVERSITY of CREATIVITYでの対面参加はご招待者のみとさせていただきます。
スピーカー
長坂 常 スキーマ建築計画代表
オーラ・ルーネ 建築家・デザイナー、 クラーソン・コイヴィスト・ルーネ(CKR)
フレイヤ・ストールベリ=アールト 建築家、JKMM Architects
モデレーター
猪飼 尚司 編集者・ジャーナリスト
プログラム
16:30 – 開場
17:00 – 開会、開会の挨拶 ピーター・タクソ-イェンセン駐日デンマーク王国大使
17:10 – スピーカー、モデレーターによる対話
17:45 – 質疑応答
18:25 – 閉会の挨拶 ペールエリック・ヘーグベリ駐日スウェーデン大使
18:30 – 終了
共催団体
駐日デンマーク王国大使館、駐日フィンランド大使館、駐日アイスランド大使館、駐日ノルウェー大使館、駐日スウェーデン大使館、フィンランド・センター、ノルディックイノベーションハウス東京、UNIVERSITY of CREATIVITY
その他
本イベントは英語で開催されます(英日同時通訳付き)。当日の様子は録画され、後日公開される予定です。
詳細、オンライン参加申込
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_96qfgZRCSQWFDmpEmg0AFg